洞爺湖マラソン2013出走記(装備編)
洞爺湖マラソン2013にて使用した装備等の感想を記す。準備編の記事はコチラ。
シューズ
Adizero Takumi Ren:◯
ターサージャパンと悩んでこちらにしたが、可もなく不可もなく。飛び抜けてよいとも思わなかったが不快感は一切ない。特別なインソールや調整もなくこれだけ走れたら文句ないでしょ。
ターサージャパンと比べてつま先の横幅に余裕があるので(尖ってない)、私のような五本指ソックス愛用者にとってはその点でもメリット。当然、逆もまたしかりだが。
フルもハーフもウルトラも、レースは全部これでいい気がする。
時計
Gaemin 310XT:◯
10km地点ですでに200mの誤差。最終的には300mの誤差があった。自分がまっすぐ走らずウネウネしてたのだろうから、まあそんなもんかという程度。
ちなみにラップは5kmごと。1kmごとだと一喜一憂して忙しいので、普段通りに5kmごとで中期の平均ペースを見ている。
ウェア
上下:ランシャツ+パンツ(チームユニフォーム):◎
わがチームのランシャツとランパンはチャックありのポケット付き。これがとても便利。今回はランパンにジェル3個とVespa Hyper1個、ランシャツのポケットにBCAAなどの粉物を入れたが、揺れの不快感は一切ないし重みも感じなかった。
チャック付きなので走ってて飛んでく心配もないし、すごくいい。ちなみにジェルは3個までなら揺れないが、4個になると途端にぶらぶらしてしまうので注意が必要。
キャップ:Patagonia ベロシティバイザー:◎
ド安定。やっぱりキャップよりバイザーが好きだな。開放感もあるが、かぶった際の深さを自在に変えられるのがよい。蒸れないし日差しはさえぎるし、汗止めになる。汗止めの有無で評価が大きく変るので、購入時には気をつけたい。
上インナー:Finetrack フラッドラッシュ パワーメッシュ ノースリーブ :◎
そこそこ汗をかいたのに汗冷えしなかった。常にサラサラとは行かないが、汗が引いてきたときに本領発揮。くもりで気温が下がってきて、そのときに汗冷えや湿った不快感がほぼ無いのはさすが。
これはすごい。着てる感覚があまりなく、すごいという気がしないのだが実は超働きもの。脇もすれずお気に入りの逸品。
スパッツ:SKINS A400:◯
コンプレッションによる疲労軽減は特に感じなかったが、脚さばきで邪魔になる感じもない。持ってるハーフスパッツでいちばん股間の収まりがよい。今回もそのあたりでの不満はなかったし、ワセリン系を塗らずとも股ずれはない。
股間のセクシーゾーンに縫い目があるにもかかわらず、それがあたって云々はない。ちょうど自分の収まり的にうまく回避するらしい。こういうのは理屈じゃなく使ってみないとわからないところ。
靴下:RxL SOCKS TRR-30G→TRR-15G:◯
メリノウールな厚手のTRR-30G予定だったが、ちょい薄手がいいなという直感でTRR-15Gに変更。フルまでならこっちのがよさげ。滑り止めはついていないが何ら問題なし。蒸れずマメもできず、靴下の存在を気にすることなく快適に走り切れた。
終盤に足裏が攣りそうになったので、コンプレッションしてくれるものの方がいいのかもとは思った。贅沢な悩みだけど。
カーフ:RxL SOCKS RC-700:△
靴下がお気に入りのRxL SOCKSのカーフ、期待していたが自分にはイマイチ。ふくらはぎの太さで合わせてMサイズを購入したが、予想通り長くてダブつくのが気になった。SKINS A400もふくらはぎに合わせたら長くていまいちだが、生地が薄いのでどうにかなるんだけど。
生地がツルツルしていないのがよいと思って買ったら、ゴワゴワが気になり違和感。足首がキツく脱着しづらいしなんだか合わない。カーフをコンプレッションしての回復効果もあまり感じられず。
寒くなってからのレースならよいかもだが、あたたかい時期はポリ素材のC3fitのが好み。汗をかいても発散してくれるし。こっちは実際にはわからないけど、汗を吸って重くなってしまうイメージ。
アームカバー:RxL SOCKS RA-700:△
カーフと同じ素材なので、好みじゃないところも同じ。汗を拭いた際に吸ってくれるのがよい…と思いきやそんなにも吸わないw。汗拭きとして考えるとザムストのがよい。コンプレッションはキツいけど、アームカバーにコンプレッションをそれほど求めていないことがわかった。
立体裁断で肘を曲げた姿勢をキープしやすいという謳い文句だったが、確かに体感できた。ただしそれを上回るつけ心地はなかったかなあ。
その他
テーピング:ニューハレを背中、膝、足首:◎
ニューハレを膝に貼るのはメッセージを書いてもらえるから。膝のブレ防止はトレランで使うほど効果的ではないが、直進を保護してくれる安心感がある。
足首を固定する方が効果はあった。練習ではふくらはぎにキテたのがレース強度でこなかったのはテーピングのお陰だろう。レベル2貼り。
と言いつついちばん効果があるのは腰に貼るやつ。朝の4時に奥様を叩き起こせずひとりで貼るのは困難だったが、それだけの価値はある。腰をガチっと支えてブレず、腰や腹筋がやられなかったから。腰がブレると腹筋もやられると信じてる。
日焼け止め:必要
持ってったのに塗らなかった。塗ってればあと1分速かったかもしれない。そのくらいダメージ食らった。レース後、帰宅してからやたら身体の芯が冷え、風呂に入ろうとしたら肩が真っ赤。くもりで油断してたらすっかり日焼けしてしまったようで。軽い熱中症だったかもしれない。
サングラス:SWANS SOU:◯
日差し対策として装着。走ってて揺れたりはしないのでよい製品。ただ、汗を拭うときに付け外しするのがおっくうで。なかなかサングラスは慣れないなあ。
リストバンド:RxL SOCKS TWL-80
グローブ:薄手のやつ
しなかった。
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サロマを考慮すると、熱を吸収しない白いアームカバーだったりカーフだったり、肩を日焼けしないインナーだったりが欲しいところ。