走るきっかけ(7) ~ 子供の頃の話
「走るきっかけ」シリーズ最終話。
ほんとうのきっかけは子供の頃にあったという話。
リレーの選手でマラソンビリ夫
小学校の頃、短距離走はリレーの選手だったのに長距離走ではビリだった。クラスでも運動できるグループ、おちゃらけて面白いこと言うヤツ。今で言うひな壇芸人的な。
運動神経はそこそこ以上に自信があったのに、長距離はダメ。春の長距離走は無かったことにして、冬のスキーで盛り返す。そんな陰影が自分を創ってきた。
小学校二年生の頃、校内のマラソン大会で学年最下位。女子にも負けた。小学校四年生の頃、その頃は少年野球のレギュラーだったのにまたしてもビリ。
中学生、高校生の頃も短距離はそこそこ速かったのに長距離になるとどうしても走れなかった。喉がヒューヒューとなって。1500mを8分半とか。
ヒューヒューだよ
今にして思えば、この2つが走れない要因だった。
- 気管支が弱かった
- 小太り
気管支が弱かった
ちょっと走って喉がヒューヒュー鳴るのはおかしいから。小中学校の頃は、確実に喉が鳴ってた。脚は動くのに喉がハヒーハヒー呼吸できず走れない。
運動できる自信があったから、喉が鳴るのは練習不足→練習するけどダメ→もうやだ練習したくない→やっぱり遅い→もうやだ長距離トラウマ苦手。
小太り
長距離苦手意識→長く動くとヒューヒューするから運動しない。運動しないでも若かりし頃はお腹が空く→ゲーム&スナック菓子がたまらない。
運動しないで食ってばっかなので太る→運動してないし太ってるので長距離を走ったら遅い。中高生の頃、動けるデブというキャラクラーが居心地よかった。
ゆっくり走れば速くなる
自分が走れるようになったからってわけじゃないが、当時の自分に言えるなら「お前、ペース速いよ」と言ってやりたい。スロージョギング健康法。
息が切れて走り続けられないのは、心肺的にも筋持久力的にもオーバーペースだから。ヒューヒューするなら、ヒューヒューしないペースで走るしか無い。
ヒューヒューしないペースはくっそ遅いと思うが、ゆっくり走らないと結果的に遅いよと。これから走り始める、走るのが苦手な人にも同じアドバイスになるねえ。
振り返りまとめ:いろいろ転じて今ランナー
長々と振り返って来たが、バイク事故が無かったら走って無かった。これは大きい。子供の頃にヒューヒューしてなかったら走って無かったとも思う。これもある。
ロードバイクにハマったからランに戻って来たんだと思うし、子供がいてって状況じゃなければランじゃなくて他のことをしてるだろう。
色んな転機があって、制約がある中で、今、ランに落ち着いた。家族の理解も得られ、チームメイトにも恵まれ、それなのにうまく走れないと文句垂れる日々w。
この記事を書くのに実は三年の月日を要していたりして、気合入れて書いたけど、振り返ってみてよかった。
皆さんの「走るきっかけ」をいつか教えてください。