洞爺湖マラソン2013出走記(練習編)
洞爺湖マラソン2013の練習に関して記す。
5つの不足
ロング走、LSD、スピード、レース経験、調整が不足していた。って全部じゃん。
ロング走の不足
雪解けしてから大会まで間もないというのはあるが言い訳だ。レースペースがキロ5なら、キロ5'30くらいでのロング走(30km〜35km)を定期的にできなかった。20km程度をキロ4'50で走って満足してしまい、距離耐性と経験が不足。結果、後半の失速。
20kmをキロ4'50で走れる(事実)→30kmをキロ5で走れるでしょ(推測)→レース本番で疲労抜けてたらキロ4'50でフル持つでしょって持たないでしょ。持たなかった。持つわけないのにおかしな方程式で夢を見た。
LSDの不足
30km走が不足しておりLSDも定期的にやってない。じゃあ距離持たないよねと。どちらかをやるべきだったし、今は両方やるべきと考えている。ロング走やスピード練習で培われない部分の成長、"いわゆる器を大きく"というのがやっとわかった気がする。
LSDよりロング走の方がマラソンの練習としては効果的だが、練習強度的にロング走ばかりできるわけじゃない。時間効率的にLSDを軽んじていたが、"強度を落とし3時間以上連続で身体を動かす練習"と考えると必然性にうなずける。
スピードの不足
体調もあったのだろうがキロ4'48を刻むのがキツかった。キロ4'48以内のラップは無い気がする。4'55で刻むのはできたっぽいが、5〜8秒ほど実力が足りてない。万全でも足りなかったという実感がある。
昨年よりはスピードが増したように思っていたが誤差程度だったのだろう。あともうワンランクのスピードアップがないと、フルマラソンで自分の目指すところにはたどり着けなさそうである。求む、余裕度。
レース経験の不足
フルマラソンは一年ぶりだった。通算でも一桁の参加経験しか無い。調子上がらないなりの走りなんてできるわけがない。ハーフでもよいのでもう少しレースに出て経験を積まないと、わずかな実力すら出せずに終わることが多くなりそうだ。
伊達に出ておけばよかったと後悔している。ハーフマラソンをスピード練習の一環ととらえつつ、初めて走るコースの攻略やレースの雰囲気に慣れておくなどチャンスはあったのに。
仕上げ不足
復調傾向ではあったが、やはりそれほどはよくなかった。身体の芯に残った疲労が色々とむしばんだに違いない。もっと抜いてよかったのに不安が先走り、上積みの期待できないところで練習してしまう。それも含めての経験不足だ。
よかったところ
ひねり出してみる。
故障してない
練習不足の裏返しな気はするが。怪我を抱えて好成績より、いまいちでも怪我してない方が遥かによい。サブ3を目指すならどこかしら痛いと言うならそんなものは目指さなくていい。目指してないけど。
2年目で脚ができていたのもあるだろうが、練習強度を抑えたのもあながち間違ってはいない。ロング走不足とか書いたが良い面もあったのだろう。怪我せず練習を積むのがベストだが、そううまくは行かないわけで。
食事はうまくいった
カーボローディングしない作戦は成功。レース直前まで餅を食わず、おにぎり&味噌汁とカステラを時間差で3時間前には食べ終わって胃がスッキリの方が自分には合うことがわかった。
その他
よいとも悪いとも言えないものを備忘録として。
練習頻度
当初は週3(水をスピード、土日でロング走&LSD)と考えていたが、合間に疲労抜きジョグをしてしまった。ゆっくり走ることができず強度が上がり疲労が抜けないままポイント水・土のポイント練習を迎える悪循環。
自分の生活スタイル的にも予定通りの練習パターンが合ってそうなので、これからの季節、走るのは気持ちよいのだがぐっとこらえてポイント練習で追い込む。練習頻度が少なくなれば、家庭への貢献もより多くできるし。
ストレッチ&ドリル
テレビ観ながらとか考えていたが、テレビ観なかったw。サッカー観戦もWebを観ながらというスタイルが多かったので…。子どもといっしょにいるときには邪魔されできなかったし。
ストレッチ不要論も目にするが、自分はストレッチ&ドリルは有効だと考えているのでなんとかうまいこと取り入れたい。とは言え、ランジしたらすぐに腸脛靭帯が傷んだので注意は必要。
ダイエット
冬に「芋けんぴ」にハマって増加した体重を元に戻せずにいる。洋菓子じゃないからいいってこともないらしい。当たり前だ。ビールのうまさに再び目覚め、スナック菓子が復活したのもある。
朝菓子と勤務中のおやつと夜のスナック菓子は断ち切れたので、あとはビールと甘いお菓子か。昨年は52kgだったのが今年は54kgでレースに出ている。2kgの差はそれなりにあるのではないか。筋肉ではないだろうから内臓脂肪を疑っている。加齢か。
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練習などを振り返り、これじゃあ自己ベスト出ないよねとうなだれる。自己ベスト出ると思っていた自分、どうかしてるぜ。よくないところはわかったが、じゃあそれを覆すだけのやる気はあるのかと問うて、どうかねえと。サロマの先が思いやられる。