04.装備〜洞爺湖マラソン2012
この記事、あとで分解&追記してインプレ記事にしますが手抜きと言わないでください。エコですエコw。
ウェア
厳しい冬を黙々と練習し、春になり咲き誇る的な。ウインドブレーカーとコンプレションタイツに別れを告げ、ランパンランシャツ男前。
ランシャツ | adidas |
ランパン | adidas(インナーパンツあり) |
ゲイター | C3fit パフォーマンスゲイター |
ソックス | RxL SOCKS TRR-17G |
シューズ | asics ターサージャパン(アスクラインソール) |
ランシャツ:adidas
マラソンにはランシャツだなと思いました。腕振りがスムーズで風の抜けがよく、ホント走りやすい。日焼けを考慮してノースリや半袖も検討しましたが、ランシャツにしてよかった。脇や首のスレはなし。撮影面倒なので画像なしw。6年前に買った無名のヤツです。
ランパン:adidas(インナーパンツあり)
いつもタイツで走っており股間はしっかり固定されてます。ランパンにして揺れはどうかと思いましたが特に問題無し。股関節がフリーなので脚さばきが軽いです。マラソンの距離とスピードなら、タイツのサポートよりランパンの軽快さが勝るかな。
インナーパンツですが、フトモモ付け根が擦れて数日ヒリヒリ。切れるまでではないんですけど、クリーム塗っても防ぎ切れず。あと、インナーパンツがお尻に食い込むのが気になって何度も直す。人差しゆびでくるっと引っかけ直す仕草がエロいな、と思いながら走ってました。まじめに走れ。
ゲイター:C3fit パフォーマンスゲイター
SKINSのA400と迷いましたが、ゆるめの圧着を期待してC3fit。疲労回復とふくらはぎの揺れ防止が目的です。私はふくらはぎがマヨなのでゲイター必須。C3fitのは履き心地がすごくよいので気に入ってます。
マヨふくらはぎには関係ないんですが、ゲイター上部のリブの滑り止めがすごくよいらしいです。他の製品に比べてズリ落ちないみたい。マヨだとどれでも落ちてきませんけどね。
ソックス:RxL SOCKS TRR-17G
性能最高デザイン微妙なRxL SOCKSですw。他の色は相当にオシャレセンスないと履きこなせないと思うな…。最低限の滑り止めってことで、指の付け根にだけついてます。他はTRR-15Gと同じはず。
滑り止めの効果はまったくわかりませんが、マメができたり靴の中で足がズレたりは一切なし。靴がよかったんじゃないかという気もしますけどw。五本指の機能的にムレが少なかったしレースではこれかなと思いつつ、カラバリ豊富なTRR-15Gでいい気も。
シューズ:asics ターサージャパン(アスクラインソール)
ターサーはサブスリーレベルとかハーフまでならとかいやそうじゃないとか目に耳にしますが、自分でフルを走ってみての印象。
ソール薄いから脚がやられるってことはないです。その点で言えばサブ3.5だろうとサブ4だろうと履いていい。ただしこれは私の場合ですが、正しいフォームだとスピードが乗り過ぎて心肺が耐えられませんでした。前傾のフォームを崩してスピード抑えます。結果、後傾したので脚にダメージ。目の前の苦しさから逃れた結果、20kmくらいで脚に疲労が来ちゃいました。
ちゃんと走れる人には強い味方だし、そうじゃない人には甘くない。サブスリー向けというのはそういうことなんだろうし、ハーブまでというのも同じく。いやそうじゃないというのもそのとおりw。シューズが崩れた走りを支えてくれません。バッサリ切り捨てる。アスクラのテンチョが買うときに言ってたとおりだw。
でも今回の洞爺湖マラソン、ラスト10kmでペースを上げてサブ3.5できたのはコイツのお陰。うりゃって走ったら「へ?行くの?」って感じでズガガガっと走れた。フォーム乱れて汚い走りだったろうけど、そこは仕事と割り切ってくれたw。
同じような走力の人にターサーどうかなって聞かれたら、買えばいいと答えます。楽にスピードは出ないけど出せるだけ出る。ただしスピードをコントロールできないと走りを崩してキツくなるかも知れない、それでもいいなら買っちゃいましょうと。失敗したって成功のもとなんだしとか元もないこと付け加えたいww。
シューズの履き心地は素晴らしく、アスリートクラブ札幌店謹製のインソールも最高です。サイズはドジャスト、ソックスとの相性もバッチリ。練習の成果をロスなく出すという目的は叶えられました。スカイセンサーどうかなと思ってる自分をぶん殴りながら、次もこれでフルを走るのが楽しみです。次はもっとシューズの性能を引き出したい、そう思う楽しみがある。
小物
膝テープ | ニューハレVテープ自作 |
腰テープ | ニューハレVテープ自作 |
足首テープ | ニューハレXテープ自作 |
時計 | Garmin 310XT |
リストバンド | RxL TWL-80 |
サングラス | SWANS SOU-C |
日焼け止め | カネボウ ALLIE エクストラUVプロテクター |
チクビ擦れ止め | 普通の絆創膏 |
ウエストポーチ | SPIBELT |
膝テープ:ニューハレVテープ自作
買うと高いので、ロールから自作したニューハレXテープ。膝の保護目的で貼ってます。膝だけで言えばCW-Xのスタビよりよいかも。なにより動きを妨げないのがいい。膝裏も涼しいしオススメです。
あとはこれですね、メッセージ。こういうのは「重い」と思うかもしれませんが、私にはよい面しかなかったです。つらいというか「もうどうでもいいわ楽になりてえ」と思ったときに膝を見て、何度現世に帰ってきたことか。走行後に迷いましたが、ありがとうって言ってから破棄してます。
腰テープ:ニューハレVテープ自作
うん、すごくよかった。効き目の点で言えば膝より上かも。腰がビタっと安定してブレず、長距離走ったとき特有の腰痛にならなかった。わかりづらい表現ですが、後傾しても骨盤は前傾を維持できるんです。さらなるストレスフリーを狙って膝にニューハレ貼らない場合も、腰のニューハレ外せない。ひとりで貼れるように練習しないとな…。
足首テープ:ニューハレXテープ自作
レベル1のみ貼りました。シューズは支えてくれないだろうからということで、レベル1で左右のブレ防止を狙う。でもこれあんまり効かなかった気が。山を走るときには効果を感じますが、舗装路の上だと要らないっぽい。走るときに足首を固めるかどうか的な話にもなりますが、もう少し検証してみる必要がありそうです。
時計:Garmin 310XT
走行ペースを把握するため。これ必須です。別に310XTじゃなくてもいいんですけど、ウルトラで使うことを考えるとこれかなと。今なら910XTですが、厚ぼったくてもデザインはこっちのがいい。電源オフで時刻表示がなくたって…クッ。ヨメに310を譲って910に乗り換えたい。思い出が詰まる前に。
42.51kmです。ゴール直後にストップして300m近くの誤差が出ました。キロ5分で1分近い差が出ちゃいます。人を抜かすのにコースをジグザグしたりすれば、その分だけ距離が増えるので誤差が出るのはわかってましたが。
ガーミンでの5kmごとのスプリットは参考までにして、コースにある距離表示と通算タイムで考えないとやっぱダメですね。わかっちゃいるけど、フルマラソンでは頭がうまく働かずガーミンベースで走っちゃう。機械を過信してというか、使い方を間違えてサブ3.5逃すところでした。道マラでは創成川トンネルでGPSがロストしたりするので対策考えます。
リストバンド:RxL TWL-80
膝テープで家族のメッセージに励まされという美談や風によそぐ股間を演出してくれたランパンもよかったけど、今回のMVG(Most Valuable Gear)はコレ。
キャップかぶらずアームカバーをしてないという条件では、頭や顔の汗をどうするかが割と重大事。手でぬぐっても腕汗で逆効果になるため、リストバンド必須。キャップやバイザーしてればそこで汗が止まるし、アームカバーがあればそれでぬぐえばいいんですけどね。時計と逆側にしているので左右のバランスが取れたかもしれないw。つけてて手首が暑いとか重いとかはなく、肌触りも良好。
サングラス:SWANS SOU-C
SOU-Cは「双」の小顔向け。画像のヤツではなく、これの古い型です。グラスの色がもっと黒で強い日差しに対応するバージョン。現行モデルは天候の対応幅が広いけど、旧バージョンの濃さが好き(フレームの色違いでなら濃いのがある)。デザイン的にはRxL SOCKSと同じ系列ですねw。
今年の洞爺湖マラソンは、さいしょ小雨でくもって快晴。小雨のときはサングラスが雨を弾いてくれて走りやすかったし、晴れでは日差しを完全ブロック。くもりでも風で目が乾かないし自分に酔える走りに集中できる気がする。
キロ4分まではブレたりしません。それ以上では走れないからわからないww。走りはじめはズレるんだけど、はまるポイントがあってそこからは動かないんです。自分の顔に合ってるのか鼻や耳も痛くならないのでお気に入り。
日焼け止め:カネボウ ALLIE エクストラUVプロテクター
カネボウのサイトによると、カタカナ表記だと「アリィー」。ちっちゃい「ィ」がイライラする。今回はランパンランシャツノーキャップと露出が多いので、日焼け止めはいいものがほしくて。ウォータープルーフ必須。
競合製品の資生堂アネッサ金と比べて、こっちのが固くなくてよかった。アネッサは顔に塗るのを主目的としてそうな印象。化粧しないのでよくわからないけど、アリィーの方が塗りやすかったし肌に違和感なかった。購入時は試し塗りできるところで比較してみてください。
この製品は汗や皮脂に強いといううたい文句で、結果的に全然日焼けのダメージなし。後日ヒリヒリしたり一切ない。2時間は晴れの中を走ってたと思いますが、普段まったく陽の下にいない私が日焼けでやられてないのはすごいと思う。日焼けのダメージでタイムも変わるだろうし、軽装で走れたのはこいつのお陰。サブ3.5陰の立役者。
チクビ擦れ止め:普通の絆創膏
ニューハレテープ自作用ロールで作ろうと思いましたが、すっかり忘れて絆創膏。でも全然問題なかったです。ただ汗をたくさんかくと取れちゃう可能性があるので、ニューハレの余りを使うのがホントはいいと思います。
ウエストポーチ:SPIBELT
ジェルなどを持ち運ぶため。軽量でカラダにフィットするのでよいです。ウエスト66がゴムの調整限界っぽいので購入時は注意。
ウエストのゴムが伸びるのでポーチの中のモノを取り出しやすい。それがこの製品最大の特徴。ポーチ本体をぐっと掴んで引っぱり、中身を確認しながら取り出せる。それが不要ならこれじゃなくていいです。あとはやっぱり軽いのがいい。重いものを入れるとねじれちゃいますが、それほど走ってて気にならない。ジェル3つだと少し気になって、2つなら気にならないという微妙なライン。私は3つ必要なんですけど…。
補食
教科書どおりというか頭でっかちというかw。知識を鵜呑みにしてみましたって感じなんですけど、トライアンドエラーですから!(涙目)
レース前 | 新ビオフェルミンS |
レース前 | OS-1 |
レース前 | メダリストアミノダイレクト5500 |
レース前 | アミノバイタル パーフェクトエネルギー |
レース中 | スーパーVAAM顆粒 |
レース中 | ハニースティンガー ジェル |
レース後 | ウィダー プロテインバー |
レース前:新ビオフェルミンS
便通はいい方です。気が小さいので、レース前で緊張して出なくなることを考慮して購入。
前日から日に3回摂取したところモリモリ出ました。レース当日の朝も出た。出たけどなんか残便感。普通に出たときのスッキリはなくて強制的に出した感ありあり。それほど胃腸に負担はかけていないんだろうけど、気持ちのいいもんじゃない。レース中には少し便意があったけれど、最後まで持ちました。
レース前:OS-1
買わないつもりだったんですが、つい手が伸びてしまいました。ポカリ薄めただけだろって思いつつなんか不安で買ってしまう。もう買わない…と思うw。
うまいもんじゃないですけど飲めなくはない。クスリっぽい味がするんですけど。これにアミノダイレクトを溶かして飲みます。ウォーターローディングってヤツですね。レース前日に1本、当日の朝に1本。
レース前:メダリストアミノダイレクト5500
アミノ酸ローディングとして購入。
体感できるわけがないw。悪くはないと思いますが、特にこれじゃなきゃって違いが出るとも思えません。次も買うし、同じくレース前に飲んでアミノ酸を貯めると思います。効いてるのかわかんないけどお守り的に。別な製品にするかもですけど。
レース前:アミノバイタル パーフェクトエネルギー
赤いパッケージが効きそうで。朝食後、レース30分前に摂りました。
これもよくわかりませんが、普通のアミノバイタルと並んでたらこっち買っちゃいます。常に使うものでもないし、ちょっとくらい高くてもと思っちゃう消費者心理をうまく突いた製品w。これが原因じゃないかもだけど、走行中に胃がムカついてたので次回はレース前の補給に何らかの対策が必要。
レース中:スーパーVAAM顆粒
まずいです。クセにならないまずさ。今月のランナーズかクリールに広告記事が載ってて「おいしい」とか書いてありましたがボケがと。レース中のアミノ酸補給のため購入。水なしで飲める、という一点でこの製品にしました。レース前に試さないでよかったです。試してたら使ってない。
むかしなつかし駄菓子の粉ジュースを想い出してやさしい気持ちになれます。この製品に対しては厳しい気持ちになりますが。飲んだらアヒル口になりますよ。給水所近くで飲んで、水などで流し込まないとやってられません。良薬は口に苦しと言っても、補給の楽しみを苦しみに変えてくれちゃうのでどうしたもんかなあ。確かに水なしで飲めることは飲めるので、使い続けるかは要検討。
レース中:ハニースティンガー ジェル
ハチミツ成分主体のジェルです。15km/25km/35km地点で補給予定でしたが、胃がムカついてたため35km地点ではスルー。
普段の練習では大好きな味なのに今回のレースでは重たくてキツかった。とろっと胃にたまって腹持ちよくエネルギー湧く感じが、今回は胃の調子が悪く全て逆効果。1本の途中でもういいわーって感じ。
25km地点で無理矢理飲んだのはきっと正解で、35km地点で飲まなかったのはセーフだと思う。マラソンの35km地点って冷静さに欠ける場合が多いと思うので、10km/20km/30km地点での補給に前倒しした方がいいのかも知れない。軽くてレース中に胃に来ないジェルを探さないと。
レース後:ウィダー プロテインバー
レース後の栄養補給に。ジェル系は嫌だけど普通のごはんは受け付けないってときのため。
予想どおりゴール後は微妙な食欲。お腹は減っているけど普通のごはんはダメだったので、これ食べました。ひとつあるといいと思います。筋肉のダメージ回復にもよさそうだし。
使わなかった
- コンプレッションロングタイツ&シャツ
- サポート<抵抗のなさ
- 軽やかに走りたかった
- アームカバー
- 腕の振動防止<軽さ
- 日焼け止めで足りるかなと
- キャップ
- グラサンのみでカッコ付けたかったw
- テレビで見るマラソン中継でほとんど見かけないし、という理由も
- サンバイザー
- 水をかぶるならバイザーかなと
- かっこいいし
- より軽さを求めてかぶらなかった
- インナーシャツ
- 姿勢矯正<リラックス
- 暑かったのでなし
- ノーズテープ
- 付けると鼻が通り過ぎて気持ち悪いw
- あってもいいのかもしれない
- OS-1パウダー
- 5kmごとに粉を飲むって病人じゃないんだから(主観)
- 洞爺湖マラソンでは給水地点にスポドリあったので不要
- 塩熱サプリ:持ってたけど使わず
- 使えばよかったけどなんか胃のムカつきで摂らず
- 塩バテはしなかったからいいんだけど結果論すぎ
- ロキソニン
- 左足裏と甲を痛めてたのに持って行くの忘れた
- 使わなかったからよかったけど
- ストッパ:持ってたけど使わず
- お腹は大丈夫だった
- 塩飴:持ってたけど使わず
- 走りながら飴を食べなくなった
- 前は飴なめっぱなしだったんだけど
- ザムストのゲイター
- レース後の疲労回復にと思って持ってったけど使わず
- レース中に締めつけてたのでもういいやと
まとめ
マラソンって、ランパンランシャツにシューズいっちょで走れます。こんなにゴタク並べなくてもいい。でも右往左往するのは楽しいし、自分でやってみないとどんなもんかわからないんです。VAAMの顆粒をクソミソに書きましたが、マズいなあってニヤけちゃうそういう感じが大好きw。マラソンの楽しさは走るだけじゃない。
次のレース時は、同じ評価であれば「洞爺湖マラソン2012と同様」とかで手を抜こう。8000字とか書くのも読むのも大変だ。ここまで読んでいただきありがとうございます。