朝ラン門限六時半

朝ラン門限六時半@札幌

洞爺湖マラソン2013出走記(大会編)

洞爺湖マラソンに参加した感想を記す。

新コースのアップダウン

洞爺湖をぐるっと一周するコースなのだが、中間地点を過ぎてからリンゴの"ヘタ"のように往復する箇所が追加された。ここのアップダウンがキツかった。一瞬ではなく、2kmくらいの距離でだらだらと坂が続くのだ。

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普段の練習でフラットな周回コースしか走っていないのがモロに影響し、ちょっとのぼっただけでガクンとペースが落ち体力が削られた。下りはそれを挽回しようとしてかっ飛んで、その先で脚が止まる。

キロ4'50で走っていたのがのぼりではキロ5'20まで落ちる。ペースが落ちすぎなのかもしれないし、落ちてしかるべき坂だったのかもしれないが、なにが正しいのかわからなかったのが痛恨。ザ・経験不足。

今までのコースの方がタイムは出ると思う。ただ、スタート時の混雑緩和などを考えると新コースにもメリットはある。同じ道を往復するので、お仲間との挨拶やハイタッチができるのもうれしいし。

湖畔を走るコースは、自分はそれほど飽きない。どこも同じ感じだが、逆に無になれてよい。平坦の田んぼ道ってわけじゃなく、うねうねと曲がったりするので気が紛れるのだろうか。

毎年ころころコースを変えないと思うので来年も同じコースだろう。タイムを狙わず来年こそファンランかなあ。と言いながら同じように撃沈するもよし。

スタート時の混雑解消

上述したとおりコースが新しくなった影響で、混雑は解消された。スタート直後にある湖畔のデコボコ狭い道での抜きつ抜かれつに神経を遣っていたが、それが無くなったのはデカい。

サブフォーエリアで号砲からスタート地点まで1分20秒くらいだし、その後も、速い人遅い人入り乱れて…ってのはそんなになかった。随分と走りやすくなっている。

トイレは足りてる…のか

スタート前、男性の小に限っては充足している。大は探したけど見当たらなかった。どこも小便器しか無く、大が切羽詰まっていたら困った。事前に探せばちゃんとあったのだろうが、見つけやすくはないと思う。

スタートしてからは定期的にトイレが設置されており、参加人数的にもそれほど困ることは無さそう。

給水・補食は十分

自分の走っていたペース(3時間半くらい)では、給水が足りないということはなかった。他の参加者からもそういう声はなく、水とスポドリとスポンジが一定区間で置いてあった。

ほとんどの箇所にコップやスポンジを捨てるゴミ箱が併設されているのもよかった。ゴミ箱に捨てようという気持ちがあっても、捨てる場所がないとポイするしかないので。後ろめたく走らなくてよいのはありがたい。

15km/30kmでバナナがあったはずなんだけど、記憶に無い。自分が摂るつもりなかったからだろうか。来年はジェルなし、大会でのバナナに頼ろうかと思っていたのになあ。

洞爺湖マラソン名物のシソドリンクは…来年はそれも含めて味わうか。

あたたかい声援がうれしい

沿道でのあたたかい声援、ありがたい。そんなに多くはないけど、全然いないなって感じもない。ちっちゃい子どもやおじいちゃんおばあちゃんの声援は励みになる。

参加賞のTシャツがよい

今年もKappaのTシャツで、オレンジがまぶしい。デザイン的は可もなくな感じだが、肌触りがよくて気に入ってる。このレベルなら普段の練習で着れる。

ラン後の充実

洞爺湖マラソンはゴール後が充実しており、これがあるからまた走ろうという気になる。

温泉サイコー

大会に参加すると、無料の温泉入浴券がもれなく付いてくる。

この時期、走ったあとすぐ温泉に入れるのは素晴らしすぎる。汗と塩まみれですっかり冷えているところに温泉のあたたかさ。温泉で仲間と語らえるのもよいし、ひとりでもじんわり感慨に浸れてよい。

さっぱりするし、疲労が2レベルくらい軽くなる。ラン直後に洞爺湖で温泉に入り、帰宅後も自宅で風呂に入ると疲労回復効果が高いと思う。

畳にごろり

温泉は洞爺湖観光ホテルに行ったのだが、温泉を出てすぐの広間を開放してくれていた。温泉に入ってくつろぎ、畳のあるところでごろっとなれるのは最高以外のなにものでもない。

こういう心遣いというか、温泉街自体の協力なしには成り立たない大会なのだ。数年に一度は前泊か後泊して還元せねば。

コロッケ(&ビール)

今年からコロッケ1個の無料引換券が付いてきた。

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走る前から、ゴール後はコロッケ&ビールとはしゃぐ。新コースでキツいときに「ビール飲むためにはがんばらないと…」と思ってリタイヤをキャンセルしたのはナイショ。

メシがうまい

と思う。自分は食べていないがカレーが激うまそうだった。他にも屋台が出ていて、焼鳥や焼きそばなどが売っていてうまそうだった。スタート前から何やら肉を炙っていて、スタートせずにビール飲みたくなったけどw。

走行直後の胃が受け付けなかったわけじゃないが、なんとなくもったいなくて(ここじゃなくて別なところでカロリーを摂取したい的な)食べてない。

昨年は家族と参加し、私のゴールを待つ間に家族が食べてて、あってよかったと言ってたのでそういう使われ方が多そうな気がする。食べる食べないじゃなく、あるのがよい。

駐車場はシャトルバスで

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2時間前に到着し、そこそこ遠い駐車場に案内される。そこからシャトルバスで会場へ行くので困ることはないのだが、忘れものをしたら取りに行くのは大変か。

札幌から参加しやすい

高速道路を使えば2時間以内。ETC割引だとそれほど高くはないし、何人かの乗り合いで行けばさらに安くなるわけで。

下道でのんびり行ってもよいが、疲れているときなどにさくっと高速道路を使える選択肢もあるのがよいと思う。

===

新コースのアップダウンは、タイムを狙うには正直なところ厳しい。アップダウンを含め"ファンラン"してマラソンを楽しむという感じで走れば、すごくよいのではないか。時期的にもサロマを前にちょうどよいし。

札幌からのアクセスもよく、ゴール後も温泉やコロッケなどがうれしい。参加賞のTシャツはゴミにならず着れるし、悪いところは見当たらない。来年も走ってるなら、きっと参加すると思う。