2013北海道マラソン_試行錯誤
北海道マラソンにて、あれこれやってみた結果を記す。
補給_試行
こうしようと強く思っていても、家庭事情やその場の思いつきに流れ流され考えていたことの半分もできない。知ってはいたけど、振り返ってみるに。
前日朝
- 食パン6枚切り1
- バナナきなこヨーグルト普通盛り
前日昼
- 納豆さんま蒲焼缶うどん普通盛り
前日おやつ
- 菓子パン3つ
前日夜
- たっぷり夏やさいのココナツチキンカレー
普通のカレーを食べたかったのだが、奥様からの指令により「藤原家の食卓」を参考に作った。うまかったんだけど、ココナツがお腹にスマッシュヒットしないかヒヤヒヤしつつ色んなものを諦めた。
「小さいことにこだわったところで大きな波に飲み込まれりゃひとたまりもないぜヘヘイ」といい感じでリラックスできた。奥様からのココナツ指令、緊張しかけている私を見抜きリラックスさせてくれたのだと思う、ことにする。
当日朝
- 4時半起床、5時から食事開始、5時半に食事終了
- 食パン8枚切り2(260kcal)、バター10g(80kcal)、目玉焼き1個(200kcal)、ウインナー8本(300kcal)、ベビーチーズ8個(150kcal)、きなこヨーグルト普通盛り(50kcal)、ごまマヨ納豆:100kcal、コーヒーブラック4杯:0kcal
- 摂取カロリー:1140kcal
- 直前で思い立って田中宏暁先生の理論(レース直前は高タンパク質高脂肪食でインスリンを分泌させない)を実践してみることに
- でもこれ十分なカーボローディングできてること前提だろうからなあ
普段通りの朝食+αα(いつもはウインナー/目玉焼き/納豆のどれか一品。チーズこんなに食わない)ではあるが、走行後の普段通り。いつもは走行前にこんな食わない。走行前は菓子パン数個、またはどら焼きやカステラなどを食べるくらい。
今までは走る前ったらカーボカーボ、エネルギーを補給しないとハンガーノックになって走れないよワーキャーと思って餅やらパンやら食べてきた。結果、食べ過ぎ&消化不良で調子を落とす。それを高タンパク質高脂肪食に変えてどうかの実験。
米を消化しづらい体質なのか、運動前にあまり食べれないのか。カステラやロールケーキの1本食いでも同様に調子が悪くなることも考えられるが、練習で実験的にカステラ1本食いはできない。
と前回の記事に書いたが、練習でできないなら本番で試すしか無いわけで。今後の本命レースへ向けたトライアルをしてみることに。ごはんではなく食パンにしたのは特に意味はなく、単に冷凍庫に作り置きがなかったってだけ。
走行中
- 10分前:ウィダーインゼリー1袋
- 10km:ウィグライプロ
- 15km:ミニようかん
- 20km:バナナ1本、塩熱サプリ、ウィグライプロ
- 25km:ミニようかん
- 30km:バナナ1/2本、塩熱サプリ、ウィグライプロ
朝食後から走行前までは水のみで、スポドリも飲まず糖質を抑止。
補給_結果
高タンパク質高脂肪食
特にシャリバテせず、消化不良で気持ち悪くなることもなく。スタート直後からいいペースで走れたのは、高糖質食で血糖値が下がっていなかったからなのかはわからないが、自分には合ってそうなので次回もこれで。すごくお腹の調子よかった。
ジェルレス
ミニようかんでも問題なし。軽くて走りに影響が小さいのでこっちのがよさげ。お腹にたまってる感じがなくてよかったなあ。セブンプレミアムのは走りながらでも食べやすいのでおすすめ。
35kmで最後のミニようかんを食べなかったのが原因かわからないが、39km地点で失速。めんどくさがらず食べておけばよかった。でも、ジェルうんぬんではなく朝ごはんを食べ過ぎず高タンパク質高脂肪食にしたのがデカいと思う。
バナナ1本
20km地点で食べたバナナ1本がエポックメイキングw。1本丸ごと、しかもでかかった。バナナ1本食べても走れるんだという新鮮な驚き。特にお腹が痛くもならなかったし、その後ぐぐっとパワーが出た気がする。朝食を控えめにしたので胃の中に余裕もあったのだろう。
カフェイン&晩酌
カフェインというかコーヒーは、抜かなくてもなんら問題なし。晩酌を抜くのも(自分の競技レベルでは)三日前くらいからで大丈夫っぽい。なんなら前日だけでも。ストレス貯めこまないのが重要。
カーボローディング
カーボローディングも、なんとなーくでよさげ。無理して詰め込まなかったので胃腸は元気だったし。ちゃんとできるならやった方がいいけど、うまくできないならやらなくていい。体重増えるだけだし。カーボ祭りでテンション上がるなら可w。
ウォーターローディング
すっかりするのを忘れていたけど、普段してない(水分摂取少なめ)のでやらなかった。いつも水分少なめで練習しているので、特にどうというのも無かったなあ。次回以降もあまり気にせず、ちょっと多めくらいでよさげ。
給水
水だったりスポドリだったり、そのときに飲みたいものを飲んだ。全部スポドリだと飽きる。暑くなかったので基本は5kmごとに摂取。飲み過ぎにならなかったのでうまくいったかな。
装備_試行
上インナーを着ない、下インナーはユニクロのAirsm。シューズはターサージャパン+アスクラインソール。サングラスをせずリストバンドもしない。テーピングもしなかった。キャップの後ろに日除け装着。直前で思い立って鼻孔拡張テープ。
装備_結果
上インナー
雨に備えてファイントラックのアンダーを着ようかと思ったが、晴れてたので着なかった。涼しくてよかった。水をかぶって少しお腹冷えたけどなんとかなった。
サボって日焼け止め塗らなかったけど、スタートのまま晴れてたら後半ダメージ食らってた。晴れなかったから結果的にはよかったけど、ちゃんと考えて塗らなかったわけではない(めんどうだった)。ダメだねー。
下インナー
タイツじゃなくユニクロのパンツで問題なし。Airsm蒸れないし。次回はファイントラックのインナーを試してみたい。タイツのつっぱりがないので足捌きが軽やかで気持ちよく走れる。
カーフカバーもしなかったが、特にふくらはぎがとかは無し。39km地点でふくらはぎが攣りそうになったけど、そこまで行っちゃえば関係ないでしょ。
ハーフタイツもカーフもアームカバーも、筋肉疲労ではなく寒さ対策として装着するものとして考える。筋肉疲労&日焼け対策<涼しさ&軽やかさ。
シューズ
ターサージャパンで気持よく走れたが、ソールが薄くてちょっとうーんって感じはあった。Adizero Takumi Renの薄さとはまた違った、ダメージを危惧する薄さというか。正直、そんなにいい印象を持たなかった。
拇指球の接地で嫌な薄さだけ感じて、加速をいまいち享受できてないような。今の自分の走り方に合ってない。フラットソールならいいかっていうのとも違うような。
サングラス&リストバンド
なくていい。できるだけ無しで走りたい。
日除けキャップ
後ろからの日差しをがっつり避けてくれたのでよかった。追い風で首にからむと途端にうざくなるけどw。
テーピング
膝(←痛みがなければ)と足首はなくていい。でも腰はあった方がよさげ。最後の方で腰に来ちゃうので、動かない部分の補強だからテーピングに頼ってもいいかなあと。
鼻孔拡張テープ
思いつきで付けてみたが、すぐ外れるし付けてるのが気になるしで無くていい。
次回へ向けて
次はウルチャレ70kmだが、試してみたいものなど。
高タンパク質高脂肪食
これは次もやってみて、確固としたものとしたい。普段通り食べて前日くらいから炭水化物多めパターン。
ゆっくり走る
サロマ対策。キロ5で走れるけどキロ6以上で走るのがすごく苦手で、超長距離を楽しく走り切るには乗り越えるべき必須課題。ゆっくりペースでフォームを維持できないのは、要はちゃんとわかってないから調整が効かないという。
エイドに立ち寄ってひと休みしたり、途中で写真撮ったりしながらのほほんと走れたらいいなあ。疲れてペースダウンではなく、最初からゆっくり。
ファイントラックのアンダー(下)
ランパンの下にはタイツじゃなく、つっぱらないインナーを履きたい。ファイントラックは上を持ってるので、下もどうかなあと興味あり。