朝ラン門限六時半

朝ラン門限六時半@札幌

きみはもう走ったか〜2012第1回北海道顔マラソン

結論から言うと、ものすごく楽しかったです。
4時間50分くらいでワラーチにて無事に完走しております。
都合によりひとりで走りましたが、それでも大満喫。

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私の描いた顔がこちら。桑園(右目)で迷いました。

顔マラソンとは

コースが顔の形をしたマラソンイベントで、走り終わってガーミンなどのGPSで見てみると顔の形に記録されてウヒーという。ふざけているのにしっかりフルの距離があるのがポイント。

ホント素敵なことを考える方がいらっしゃる。自分は初参加なのですが、走るのが楽しみでワクワクして仕方がなかった。そういうときに限って家族行事が割り込んできて皆さんと一緒にはスタートできなかったんですが。

ひとりの顔マラ

だからって走らないってのもなくて。日中は家族行事、じゃあそれまでの時間はってことで夜更けにさまよう。2時に起きて3時に代ゼミ前からスタート。

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計測チップ、意外にワラーチでも気にならず。

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走り終わってヨレきったゼッケン。ゼッケンと計測チップ、コースマップが大会事務局から送られてきます。ひとりでもちゃんと装着して走りました。すすきのを走ってるとき、明け方だったので酔いの残った方に絡まれないか不安でドキドキしましたw。

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本家(北海道マラソン)よりも観光名所に「擦る」というのがウリのひとつ。旧道庁、時計台、すすきの、札幌競馬場、札幌中央卸売市場、北大などを通り抜けます。いつか陸連公認コースになるね。

顔を描くためのコースマップを見ながら走るわけですが、夜だと見づらくてちょっと困りました。で、落とすとw。円山のあたりで1kmほど戻って拾いに行ってます。フルを走ってるときに落し物をしたときの絶望感ったらないです。

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ひとりで走っていたため無休憩で走りきってます。ファンランイベントなのにマジ走りw。走りを楽しみたかったというのもあるけど、写真もほとんど撮ってません。本当は30kmくらいで休憩したかったのですが、中央卸売市場のところでコンビニが対向車線にあり、いいやって思ったら最後までなかったという…。

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コース、昔に住んでたところや今の生活圏が大半だったのですが、走ったことはなかったところが多くてとても新鮮でした。札幌に35年以上住んでて初めて通った道もあったし。TVhのところの陸橋も初めて上って渡ったんじゃないかな。いつもは自転車だから下を通るので。

気が付けばサンダルでフルマラソン走ってた。42kmの道のり、実際には43km以上だけどあっという間でした。コースをクリアするのに頑張ってたら、疲れる間もなく30km過ぎてた。そっからゴールまでは水分が切れてて泣いてましたが、でも30kmの壁とかなくゴールしちゃってます。

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ゴール、ひたすら楽しかったです。コースの顔を描いてくれたりなんだりしてくれた大会事務局長、本大会主催者様に大感謝。

にしても信号のあるフルマラソンをワラーチで4時間50分。昨年の北海道マラソンとほぼ同タイムw。北海道マラソンは途中で道に迷うこともないし、コースが暗くてマップを自販機の明かりで照らすこともないわけで。

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ゴール後にローソンで腹ごしらえして大会参加者を待つ。ひとりだけおかしな方がいらっしゃるようですw。皆さんと走るならシューズにしようと思ってましたが、ひとりで走るモチベーションとしてのワラーチです。

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ラップタイムをいちおう。あんま意味ないですけど。

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腕時計の表示と10分も違ってて意味がわかりません。キロ6分の区間もあって、信号待ちもあるだろうからキロ5で走ったりしてるんでしょう。タイムが遅い区間は信号待ちやら地図を見たりです。ガーミンはずっとマップを表示させながら、時間を気にせず気持ちよく走ってました。310XT、5時間弱でバッテリは残70%です。

走ってみて

フルの距離ってこんな簡単に走れちゃうんだってのがまずありました。コースをクリアする楽しさでどんどん進めるってのが大きいんですけど、ひょいとフルを走りきったのはすごく自信になる。顔マラじゃなかったらひとりで40kmは走れない。

コースが良く考えられています。出だしはコースマップを見ながら細かいところ、中盤では信号がすくなく走りやすいコース、後半はまたマップを見ながら細かいところを走ってゴール地点に徐々に近づくという魅力的な感じ。コースマップの解説もわかりやすいし、完成度高いです。

あときっと、みんなで走ったらもっと楽しかったんじゃないかな。走って、走り終わって打ち上げしてコースとかについてああでもないこうでもない…。私はギョウザを作って焼いて、うまく焼けなくて若干キレてましたがそれもまた人生。

また来年も開催されることを期待します。走っててよかった、走れる自分でよかったと強く思ったこの大会。クルマや自転車で通ったのではわからないなにかが、己の足で走ることで自分の身体に脳に染み付くこの感触をまた味わいたいし、あなたにも。