走るきっかけ(5) ~ 2007年-2011年 ~ ロードバイクとの出会いと別れ
ランに挫折し、ロードバイク。
第二期ロードバイクは約5年ほど。
楽しかったロードバイクライフ
2007年から再びはじめたロードバイクは、今になって思い返してもバラ色の日々。パーツを買ったり、どこかへ出かけたり、ブログなどを通じて友達ができたり。
最初はその辺を走って満足してたのが、坂バカ的に近所の坂道を走り、手稲山をのぼり、ヒルクライムレースへ出場したりと盛り上がった。
走る距離も延び、支笏湖往復で満足してたのが、200kmや300kmの「ブルベ」に出るようになったり。楽しくて、すばらしい日々だった。
楽しくなくなったロードバイクライフ
それがいつしか楽しめないようになった。ボタンを掛け違えるように、違和感を感じたままそれを拭えずフェイドアウト。
トリガーは、出場したヒルクライムレースで、あるチームの方が、飲んだレッドブルの缶をポイ捨てしててマナー悪いな!と思ってそこからどうにもしっくり来ず。
うまく書けないけど、自分では「ロードバイクイップス」と呼んでいて、我に返ったというより、色んな意味で怖くなってしまった。
- いつか転んでしまわないか
- 転んで大怪我しちゃわないか
- ↑支笏湖線や手稲山の下りなどで50km/h以上出してるとき以外でも
- 朝練してるけどタイヤパンクして会社に間に合わなくならないか
- ソロで遠出するたび何かあったらひとりじゃ帰れないと思ってしまう
- 遠出するたび奥様に心配かけてないか
- 心配かけて身を危険に晒してまでやる趣味ってなんだ
- つい無茶なスケジュールで出かけてしまう
- ロードバイク弄るのにお金がない
- もっとお金があったらとか考える
- 自転車整備が得意じゃないし好きじゃない
- 自転車を何台も欲しくなる
- 朝とか信号無視したくてたまらない
- 手稲山のタイムが縮まない
- パーツのこと考えたり買うのとか面倒になった
- 子供いるとイベントにことごとく出れない
- 家族とドライブに行くと「自転車だったら…」と考えちゃう
- 冬場にローラーしてて「何やってんだ?」と思った
決定的にこれって理由は無い。これって言えないくらいに理由がたまったから終わってしまったんだと思う。
「自分で自分の世話ができない」「家族に心配かける」の2つが中心で、あとは細々と書ききれない嫌な感じが許容量を超えてしまった。
ロードバイクはよいものだけど、自分にはだめだあという。2012年も少し乗っていたけど、正式には2013年にロードバイクを降りました。
ロードバイクのしゃーっとした感じとか、MTBで家の周りをぼよぼよ走ったときの楽しさはいまだに手のひらにある。あれは最高だ。でも自分のやることではない。