朝ラン門限六時半

朝ラン門限六時半@札幌

2012北海道マラソン_レース詳細

グロスで4時間32分、ネットで4時間30分を切れたか切れないかくらい。
ワラーチでのサブフォーは達成できませんでした。
昨年より余裕をもって夏のフルマラソンを走り切れたのは収穫です。

スタート〜05km:5'55/km

最初の10kmはペースを抑えめにしようと考えていて、実際にそのとおりに走る。大通公園をスタートしてから中島公園くらいは観光ランと思ってました。タイムもキロ6分でそのとおりなのですが、全然カラダが動かない。ペースを抑えてキロ6分じゃなく、割と普通に走ってのキロ6分。余裕の無さが想定より2割くらいない。微妙なんだけどものすごく嫌な感じ。中島公園で自転車仲間(金色のひと)を見かけるも遠くて声かけれず。

05km〜10km:5'40/km

平岸から札幌駅の区間。ここは普通に走れたけれど、やっぱり余裕がない感じ。キロ5分半で走れたらと思っていたけど、そんなのできない。無理しない感覚を保つなら、キロ5分40秒がいいとこ。下水道局庁舎前の給水所で、吸水の紙コップが縦になっているのを踏んでしまい、足裏に痛みが。ワラーチだとこういうのも気にしなきゃないんですね。創成川のトンネル、蒸し暑くて酸素なくてヤバかった。自転車仲間(MTBのひと)が応援してくれててうれしかった。

10km〜15km:5'40/km

札幌駅から新川の区間。いつもここはあんまり好きじゃない。北24条通りまでが遠く感じるんですよね。北24条通りに入ったら沿道の声援がすごくて好きなんだけど。走り慣れたところ、生活圏をこうして走るのは新鮮で気持ちいい。道マラもういいやって思っているけど、この感覚を味わえなくなるのは残念だなあ。家族が待ってるポイントで、ヨメとムスメに会ってうれしくなる。ここは割と普通に走れたけれど、尿意が出てきてトイレ入ろうかどうしようかそればかり考えていた。トイレには行こう、でもいつ行こうか、なるべく引っ張った方がいいんじゃないかなと。

15km〜20km:6'00/km

新川から新川通の区間。18km過ぎくらいで我慢できずにトイレへ駆け込む。4人くらい並んでいて3分くらいのロスかな。それでキロ6分で収めているので、この区間はそこそこ走れてるっぽい。実際、このあたりで胃の調子がよくなってカラダも少し動き始めてきた。トイレでは結構な量が出て、大も少し。トイレに入るタイミングとしてはベストだったと思う。今日ここまでの走りっぷりとトイレに入った時点でサブフォーは諦めました。じゃあどうするかって、タイムじゃなく楽しむことを考えました。沿道の声援に応えてハイタッチして、笑顔で走り切ること。チームユニ着てワラーチで走ってるので、そういう責任感みたいなのを考えました。対向車線で川内選手が早くも折り返してて、かっこよかった。

20km〜25km:5'40/km

新川通から前田森林公園の区間。沿道で、大会に参加していないチームメイトが応援してくれてた。めっちゃうれしかったなあ。この区間は前半、沿道の応援が近くて楽しく走れる。中央車線よりを走ってても、沿道でハイタッチの手を挙げてる人がいたらそこまでダッシュしてハイタッチとかして無駄に体力を使ってました。体力はなくなるけどモチベーションは上がるからチャラかな…。区間の後半は修行エリアですが、折り返したランナーとすれ違える楽しみがある。チームメンバーを探して手を振って、を繰り返した。

25km〜30km:7'51/km

前田森林公園〜折り返し〜手稲高校過ぎの区間。28kmくらいの地点でワラーチが壊れた。右鼻緒がもげてしまう。ゴムが裂けたわけじゃないから最小限の破損ではあるものの、これじゃあ走れないので沿道で直す。いちど直してからまた調整したので、合計10分くらいのロス。思考能力が低下しているので、壊れたままでも走れるんじゃないかと一瞬考えてしまうあたりが…。精神的にまいり始めていた区間だったので、これで逆にリセットできた感じ。ワラーチが壊れたところにたまたまチームメイトがいて、ものすごく心強かった。

30km〜35km:6'47/km

手稲高校過ぎから新琴似2条通の区間。道マラでいちばんキツいところ。ワラーチ壊れて決定的にタイムは狙えなくなったし、ワラーチ補修の時間でカラダが固まってしまって走りがガクンと落ちてしまった。あとはマイペースでゴールするだけだなという思考回路になってしまい、頑張れなくなった。ここでひと踏ん張りしたら、何とかトータルでキロ6分を切れたんだけど。沿道に知り合いが結構いて、止まって立ち話をしたりしてました。それはそれで楽しかったし、北海道マラソンっていいなあと思ったところ。

35km〜40km:6'52/km

新琴似2条通〜北大の区間。ここが結構キツかった。あとちょっとのところなんだけどペースを上げることができなかった。ワラーチで走ってたダメージが一気に来た感じ。練習不足というか鍛錬不足、走る衝撃をカラダで吸収できなくなってる。シューズがあればとか、タイツ履いてればとか、ニューハレを腰に貼ってたらと思いました。ワラーチもいいんだけど、レースで出し切る走りをするにはちょっと違うかなと。ガツっと行きたいところで行けないのはもどかしかった。シューズだったら行けたのかどうかはわからないんだけども。

40km〜ゴール:?

北大からゴールの区間。ゴール後にストップウォッチを止めてないので、タイムはよくわかりません。だいたいキロ6分くらいじゃなかったかなと。もう最後だからってダッシュしたので、そんなには遅くないと思います。最後だけは気持よく走れた。ヨドバシのところで沿道から声をかけてうれしかったなあ。ゴールのところにはチームメイトが待っててくれて、汗まみれの男臭がしてなんかすごくかっこよかったな。道マラゴール後の人いきれ、あの熱さは独特のものがあってジンと来ます。

ゴール〜帰宅

軽い熱中症になったのか、寒気と頭痛がひどかったのでゴール後は早々に帰宅。家に着いて、ジャンボチョコモナカとコーラを飲んでまったり。寝てしまって、気が付いたら笑点やってた。この疲労感とツラさはサロマ以上だったな。暑さにはとことん弱いようで、これが改善されない限りは道マラへの参戦は控えたい感じ。お祭りだし楽しいんだけど、ちょっとツラ過ぎるなと。毎回こんなにダメージ喰らうなら、レース後の飲み会にも参加できないしねえ。飲み会に参加できないんだったら、酷暑の道マラ走らなくてもいいんじゃないかとかそんなことを思ったりした2012年の夏。