朝ラン門限六時半

朝ラン門限六時半@札幌

03.装備振り返り〜サロマ湖100キロウルトラマラソン2012

以下の記事で事前に記載とおり、いかに軽快な装備にできるかを考えていました。ウエストポーチに荷物を詰め込んで重くなったら、走りを楽しめないし疲れちゃうかなと。結局、ウエストポーチは使わずランパンランシャツのポケットに最低限の捕食等を入れて済ませました。正解でしたね。

MVG(most valuable gear)

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今回のMVGは、RxL SocksのTRR-30Gです。これすごくよかった。小雨まじりでスタートした今回のサロマ。雨に濡れたあとも靴の中がぐじゃっとならず、終盤で暑くなってもシューズの中は快適。100km走り終わっても足はきれいなままでした。次点でウエストポーチレスを実現してくれたチームユニ、機能とデザインの両立を感じたプロランナーズハットが入ります。ニューハレは縁の下の力持ち。

  1. RxL Socks / TRR-30G
  2. WaveOne / チームユニフォーム
  3. The North Face / プロランナーズハット
  4. ニューハレテープ

以下、それぞれの詳細。

ウェア

ランパンランシャツ

自分で言うのもなんなんですけど、やたらかっこよくて目立ってた。脱力加減と色具合が素敵すぎ。そしてポケット。これ素晴らしいです。パンツのポケットはジェル2つまでなら入れても気にならずに走れる。3つだと揺れが気になった。シャツのポケットは揺れるので粉物や錠剤を入れました。携帯電話を持たないならこれでウエストポーチ要らない。

SKINS A400ロングスリーブ

悩みに悩んでチョイス。肩の日焼け対策ではなく、寒かったので。結果的に失敗。圧迫されてる感が、疲労回復効果(あるのかどうか定かではない)より明らかに上回った。寒さ対策的なところで序盤はよかったけれど、アームウォーマー+ランシャツのみ(もしくはノースリーブのインナーをプラス)の方が走りやすいです。日焼け対策は日焼け止めにお任せしましょう。練習ではロングスリーブでもいいのかも知れないけど、レースには向いてないと思う。

SKINS A400ロングタイツ

迷いに迷ってこっちもロングに。失敗。寒かったからロングタイツにしましたが、ハーフタイツ+ゲイターでよかった。SKINS A400だと膝のつっぱりはそれほど感じませんが、疲労回復+サポートよりも足さばきの悪さの方が気になる。暑ければハーフタイツすらない方がいいかなあ。

RxL SOCK TRR-30G

メリノウールの五本指。すごくよかった。冒頭でも記載したとおり、今回のMVG。スタート時に小雨で、雨が上がってからも水たまりに突っ込んだりしたにもかかわらず足がふやけたり不快にならなかった。ぐちょぐちょに濡れたらダメなんだろうけど、小雨程度ならソックスで補ってくれる。蒸れない。蒸れないからソックスのクッション性が保たれて足にやさしい。そういや足底、最後まで痛くならなかった。ギアに助けられたなというのでは、今回のイチバン。天気が悪いときや超長距離でのファーストチョイスです。フルなら同社の他のでもいいのかも。

The North Face プロランナーズハット

MVGの次々点。シャレてるので買いました。ハットをかぶってるといい感じのヌケ感があっていいんです。速いとさらにかっこいいんですが…。見た目と同じくらい機能性も高いです。ハットだと日除けの範囲が広い=雨の日も効果あり。雨当たりが少なく顔の濡れが少なかったです。軽量だし汗止めもしっかりついてて、さすが鏑木さんの関わった製品だなあと。今後のレースではマストかも。

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Buff HIGH UV PROTECTION

日差しへの対策として購入しましたが、当日は寒さ対策として導入。でも首周りを晒さないと空気が抜けず、暑くてダメでした。これは寒さ対策としてはいいけど、自分的に暑さ日焼け対策としては無し。

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RxL TWL-80

リストバンドです。洞爺のMVG。レースのときはこれ必須。汗拭きを腕なりアームカバーでしてもいいんですが、リストバンドの生地の柔らかさとやさしさがほしい。リストバンドをすると手首は蒸れますが、それでもつけないと駄目だなって思うくらいお気に入り。

ニューハレテープ

MVGの4位。膝と腰+足首はLV2まで。肩はやめときました。SKINSのロングタイツを履きましたが、膝はタイツの中でもズレず。腰は効果を顕著に感じます。膝は走ってては感じませんが、走り終わりまで脹脛が持ったので効果あるんだなあと。足首はよくわかりませんが、洞爺のときみたいに赤く腫れたりはしなかったので貼り方だったのかなと。ふくらはぎが最後まで持ったのでこれも効果あったと思います。小さい筋肉が終わると復活できませんから。貼る量は変わると思いますが、これは使い続けます。

グローブ

スタート時の寒さ対策として軍手を考えてましたが、雨だったし寒かったのでそこそこ長い時間使うだろうと、普通のランニンググローブを使いました。正解。履いてたのは20kmくらいまででしたが、無かったら調子崩してたと思う。使わなくなったのは55kmの荷物置きに預けました。

キャンドゥのカッパ

スタート時の保温&濡れないために。あってよかったです。気軽に棄てれる。ばさばさするので早めに破棄。

アシックス ビニールポンチョ

キャンドゥの下に着ました。ノースリーブなので走りやすい。でもない方が明らかに早く走れるので、過信せずに脱げるなら早めに脱ぐべし。キロ5秒は違うんじゃないかな。

レインウェア

自転車用ので薄いのがあるので持って行きましたが使わず。よっぽどの雨じゃない限り使わないです。スタート待ちのときに羽織るのはありそうですが、着て走ったりはしなさそう。棄てれないってのが最大の理由。脱いだの持って走るのも嫌だし。

アクセサリ

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SWANS SOU-C

くもりでも雨でもマスト。これないと走れない。と思ったけど無くても走れたw。雨のときは雨弾きにいいですが、くもりだとない方がいい。55kmの荷物預けに置いてきました。

Garmin 310XT

100km、11時間44分走ってバッテリ残量46%。これすごいんじゃないでしょうか。結構使ってるのにバッテリこれだけ持ちます。こっからの減りは大きいのかも知れないけど、100kmは確実に持ちますね。

モンベル クロスランナーポーチM

使わなかったです。いい製品なんですが、それでもウエストポーチはなければない方がいい。

カネボウ アリィ

雨&くもりのため使わなかったです。

ディクトンのクリーム

股擦れ等の対策で、と思いましたが使わず。ロングスリーブ&タイツだったので。ランシャツランパンのときは付ける。

エアサロンパス

55km地点に置いておきましたが使わず。

ストッパ

下痢じゃなかったので使わず。普通のビッグがたくさん出たんですけど、そういうときにも使った方がよかったのかな。ウルトラの10時間超をお腹張って走るのもどうかと思って使いませんでした。

ロキソニン

持って行かなかった。持って行ったら左足甲が傷んだときに使えた。使う使わないは別として選択肢として持っておけばよかった。

その他

文庫本

バス待ちのときも本を読む気分じゃなかった。最後の最後、札幌に着いてからちょっと読んだ。

エコバッグ

行き帰りの荷物は薄手のエコバッグに入れざるを得ないわけですが、十分足りました。しっかり目のだったら一泊二日行けます。

サインペンとガムテープ

特に必要なし。

スペシャルドリンク預けに置くシェイカー

100均で密閉容器を買ってきて中にジェルやらアミノ酸やら入れておきました。スペドリ重要。これあると思って走れる。シェイカーには事前にサインペンでゼッケンナンバーを書いておきましょう。ざっくりゼッケン順に置いてあるので、目立つように工夫すべし。

タオル

モンベルの超薄手のを。常呂での銭湯用として。これコンパクトですごくいいです。おっきなタオルは完走時にもらえた。

メモ帳

手帳を持ってって無くすと嫌なので。バス待ちのときに完走記的なメモを取るのに重宝。マスト。

持ってかない

サンダル

要らないなと思いました。

これもなくていい。ランのときに飴は要らないや。

デジカメ

これもなくていい。携帯電話すら持って走らなかった。

まとめ

事前にそれなりの検討をしたお陰で、外しは少なかったと思います。悔やまれるのは、寒かったからチョイスしたSKINS上下。次回は、というかレースのときはコンプレッション要らないというのを学びましたよ。TRR-30Gは機能性を感じたし、ハットのヌケ感もよかったです。あと、サポートタイツを履かないでニューハレという選択肢はありだと思います。