ワラーチで走ったら〜2015北海道顔マラソン
北海道顔マラソンをワラーチで走ったので、その記録を。
ワラーチ的な視点から考える顔マラソンのポイント
ひとりワラーチで顔マラしたはことあったのですが、皆さんと一緒に走る顔マラでのワラーチは今回が初めて。ワラーチで走るにあたり気になった(不安だった)のは、以下のポイントです。
※東京顔マラソンでは皆さんと一緒に走ったのですが、その際はMUTEKIでした
- 信号でのストップ&ゴーが多い
- 長時間ゆっくり
- マイペースで走れない
- 日焼け
信号でのストップ&ゴー
走り方にもよりますが、信号で停まる際にはどうしてもワラーチの鼻緒に負担がかかります。それが一度や二度ではなく、何度も繰り返す。鼻緒がもげたら直せばいいだけですが、できることなら最後まで持って欲しかった。
結果、ぎりぎり持ちました。右だけですが、このくらい鼻緒がもげかかってます。自分の作ったワラーチの構造的な問題(鼻緒の穴が狭くて負荷がかかった?)なのか走り方の問題なのか、いずれにしても鼻緒はもげるものと思った方がよいのかも。
※鼻緒の直し方
- 鼻緒を引っ張ってもぐ
- ゴム紐を引っ張り鼻緒を結ぶ
- 全体のテンションを調整する
- 直るw
ワラーチとスローラン
自分の場合、ワラーチでゆっくりというか、マイペースじゃなく走るのはかなり苦手としています。速いにしろ遅いにしろマイペースじゃないとうまく理想のフォームが作れず接地をミスり、足音がぱんぱん鳴ってしまう。
今回は、特に問題なく走り切ることができました。ずーっと良いフォームのことを考えながら走ってたのもありますが、自分のスキルが上がってきて、走れるペースの幅が拡がったのかもと考えています。
つまり、「ワラーチで長く走るにはよいフォームが必要」だけど「よいフォームでゆっくり人にあわせて走るのは難しい」です。マイペースを外して走るにはスキルが必要なんだと思います。
が、他のワラーチャーはそんなこと気にせず楽しく走り切ってたような…。休憩が多いので、(信号でのストップをうまくこなせれば)顔マラソンはワラーチのLSDデビューによいのかもです。
日焼け
普段は露出しない足の甲を長いあいだ日光に晒し続けるので、ケアすべきポイント。札幌美唄70kmをワラーチで走った際は、55kmの三笠で足の甲が日差しに耐えられずDNFしています。
当日は30度くらいありましたが、特に日焼けの影響は無し。これは、顔マラソンで走るのは街中なので、建物などにより日陰が多かったからと考えられます。アスファルトの照り返しも、地面自体の暑さもそれほど感じず。
つまり、遮るものの無いサロマではかなり厳しい展開が予想されるという…。ワラーチで走る場合、ロケーションを考えた方がよいかも。とりあえず北海道顔マラソンでは、日焼けはそれほど気にしないで大丈夫そう。
LSDと100均ゴム紐ワラーチ
100均ゴム紐ワラーチで初めてLSDしましたが、特に問題なく走り切ることができました。紐の当たりもそれほどなく、衝撃吸収的にも大丈夫。特にペレマットありに戻ろうとは思いませんね。ペレマットに戻るならシューズでよいです。
ゴム紐が切れる寸前だったのは、ゆっくり走ることで無意識につま先ブレーキをかけていたのかも知れません。すり足で浅い角度で接地、つま先を擦って接地するから鼻緒に負担がかかってしまった…?
- ビブラムシートのみでも衝撃吸収性に問題はない
- が、30km以降で身体が衝撃を受け止めきれなくなってくると…
- ペレマットのむにゅっとしたのが欲しくなる
- 接地の衝撃を自分以外の何か(ペレマット)で受け止めて欲しい
- 足底と腹筋が収縮するように少し痛み出した
- 特に腹筋はギュンギュン締め付けられてやばかった
- ↑定期的にダッシュして回復
- ゆっくり走ってフォームが縮こまるとダメみたい
ペレマット必要じゃねーかw。うーん、ゆっくり走ることに特化するのであればペレマットは必要かも知れません。最終的にはペレマット(どころかワラーチすら)不要になるとしても、接地のスイートスポットは広い方がよいのかも。
自分としては、ペレマット無しの方が以下の理由で好みです。
- 走りに軽快感がある
- 作るのが簡単
- ソールもそんな滑らないし
- 俺やってるぜ感が強いw
お願い
ワラーチでイベントに参加する際には、換えのゴム紐と紐通し用の工具持参をお願いします。今回も同行の方が序盤で鼻緒の紐切れしましたが、工具(小さな六角レンチ)があったので鼻緒に紐通しができ、補修し事なきを得てます。
ワラーチャーのたしなみとして、予備の替え紐と工具をお忘れなく。
写真でひとこと
以下、顔マラで見たワラーチ画像(1名撮り忘れた!)。